全体的なトレンドや各ブランドコピー時計の方向性がつかみづらい混沌とした状況で、この時計を選んだのには理由が有ります。時刻表示を6時方向にオフセットして、空いたスペースにムーンフェイズとカレンダー表示を並べるデザインは、1823年に販売されたブレゲ懐中時計が原型。クラシックシリーズ初のブルーのギヨシェダイアルも見どころです。
決め手は、ダイアルのデザイン。ブレゲのものは、なんと200年も前の懐中時計のデザインそのもの。しかもブレゲ伝統のギヨシェ彫りにブルーを重ねて現代的な味わいを打ち出したあたりが素晴らしいです。オーデマ ピゲの新作は、1943年の名作を最先端の技術でリマスターしたモデル。昨今流行りのスポーティなクロノグラフとは異なる渋いヴィンテージの顔立ちに他では得難い魅力が有ります。
エルメスのGMTモデルは、ユニークは表示機能と合わせてサブダイアルの数字や微妙なグラデーションが絶妙です。どの新作も時刻の確認よりも、洒落た「いい顔」を飽かず見ては悦に入るという使い方をしたくなる時計に思えるし、それが正解でしょう。
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