「ロイヤル オーク コンセプト」と言えば、オーデマピゲコピーの先進性を表現するコレクションであり、卓越した機構だけではなく、デザインや素材に惹かれるファンは多かったのです。直近モデルはフライングトゥールビヨンとGMT機構を組み合わせたり、フライングトゥールビヨンにジェムセッティングを組み合わせたりと、トゥールビヨン軸のモデルが続いていました。しかし2023年の「ロイヤル オーク コンセプト スプリットセコンド クロノグラフ GMT ラージデイト」は、トゥールビヨンではなくスプリット式クロノグラフを搭載します。
フライングトゥールビヨン&GMTのCal.2954のパーツ点数は355個に対して、このモデルに使用するオーデマ ピゲ初の自動巻き式スプリットセコンド フライバック クロノグラフムーブメントCal.4407は638個ものパーツを使用しています。つまり、極めて高度なメカニズムを採用しているコンプリケーションなのであります。
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