デザインが機能を物語るとき、「スケルトン X」は想像の余地を一切残しません。そこにあるのは、力強いムーブメントの内部で拍動する、立体的な心臓部の美しさです。

　　　新たにデザインされた「スケルトン X」レプリカ時計のケースは、わずか42というかなり小さなサイズです。最新の流行を押さえ、より鋭角的で男性的な、丸みを控えたデザインになりました。長方形のフレームが4つのインデックスで描かれたXを囲み、次に円の内側に入り、それぞれが重なり合って目にも楽しい幾何学模様を成しています。

　　　内部では、このモデルの先代である「フリーク ビジョン」の最も傑出した技術革新の一つ、すなわち超軽量かつ幅広で、ニッケル製エレメントと安定化マイクロブレードを備えたシリシウム製テン輪をはっきりと視覚に捉えることができます。新しい自社製ムーブメントのUN-371キャリバーはUN-171ムーブメントをベースにしていますが、全面的に再設計されている。96時間のパワーリザーブは、香箱の窓など、裏蓋を通して表示窓から読み取ることができます。